ーーーーーーーーーーー 「ママ大好き❤︎」は 愛情不足のサイン！？ ーーーーーーーーーーーー 私の娘ちゃんは赤ちゃんの頃から ず〜っとママっ子。 ママと離れられなくて、いつもべったり。 そして、毎日、 「ママ大好きだよ～❤︎」 「ママもだよ～❤︎」という会話をしていました。 お互いに好き好き言い合える時間が 幸せなようでいて、 少し不安もありました。 「ちゃんと自分が愛されているか 親の反応を確認している」 「愛情不足のサイン」などと、 親の心にグサッと刺さるような 情報もあふれていたからです。 もしかして、 あなたも自分の愛情がしっかり 伝わっていないのかな？と 不安になってしまうことはありませんか？ 当時の私は娘がHSCだという 認識がなかったので、 そこに不安や焦りを感じていました。 「愛情はたっぷりかけているはずなのに、 なぜ…？」
そう思っていました。 でも大丈夫。 HSCについて学んだ今なら、あの頃の私に 「大丈夫だよ！それでいいよ！」 って言ってあげられるんです。 どういうことかというと、 お母さんがお子さんの「安全基地」だから。 この安全基地があるという安心感が、 子どものチャレンジ精神を支えています。 この安全基地があるという安心感で、 子どもは自分の世界を広げようと 探検していくと言われます。 探検先で「ダメだ！」と感じることがあれば、 安全基地に戻って安心を取り戻します。 そして、安心のエネルギーが満たされたら また探検へ出かけていく… ということを繰り返し、 どんどん外の世界を学んでいくのですね。 生きていくための心の基盤や土台であり、 壁にぶつかったとき戻ってきてエネルギーを 補給するオアシスのような場所。 RPG（ゲームの例えですみません）で言うと、 冒険に行って、街に戻って全回復できる場所です。
HSCの繊細ちゃんの場合、探検に出てはみたものの、 「ダメだ！」と感じるラインが ものすごく低いところに存在しています。 RPGでいうところの、 普通なら敵と戦って減るHPが、 ただ歩き回っているだけで 消耗されてしまうような状態です。 「ダメだ！」という感情を処理することで 頭がいっぱいになります。 安全基地で補給した安心エネルギーの 消耗がひとより激しいのです。 ようやく「できた」場合でも、 一見「できた」ように思えるけれど、 周りの子どもたちに比べて、 ものすごくエネルギーを使ってがんばった結果の 「できた」かもしれません。 気づかれにくいところでものすごくエネルギーを 消耗している可能性があります。 そんな訳ですので、「ママ大好き❤︎」は、 エネルギーを補給する儀式のようなもの。 つまり、ママが与える愛情の量が少ないのではなく、 HSCちゃんが日常過ごすためのエネルギーの消耗が ものすごく激しいから、たくさん補給する必要がある！ ということです。 「ママ大好き❤︎」には全力で応じることがおすすめ 繊細なわが子にママ大好き！離れたくない！ といった様子が見られたときは、 それだけ外でがんばったんだ！誇らしい！むしろ自慢！ と考えてみてください！ ただわが子の気持ちを純粋に受け止め、 キラッキラの笑顔で 「ママも大好きだよ♪（ハグ）」と無条件の愛で 応えてくださいね！ 繊細ちゃんは、外でがんばっている分、 家庭ではわがまま・癇癪…というタイプも多いです。 お家での癇癪については、 また次のLINE講座でお話しますね。 まず、「ママ大好き❤︎」には全力で応えるでOK！ これを繰り返していくことで、 彼らの安全基地も立派に育っていきます。 「何があってもママは自分の味方だ」 「自分には家庭という安心できる場所がある」 ということが心へ根付いていくはずです。 安全基地で満タンになったエネルギーは、 必ず子どもが前へ進んでいく原動力になります！ ぜひ、やってみてくださいね。 次回は、『癇癪を起こす子への対処法！』 外では頑張って、家で癇癪を起こす子は割と多いようです。 そんな時、ママはどうしていますか？？ お楽しみにお待ちください！
