ーーーーーーーーーーーー タイプ別! 「癇癪」の対処法 ーーーーーーーーーーーー ひといちばい敏感な子ども「HSC」 の特徴の一つに、 完璧主義ということがあります。 1つ目。『完璧主義』タイプの癇癪 HSCちゃんは、0か100かで考えてしまい、 100でないならもう全部ダメだ! という気持ちに支配され、わーっと、 いっぱいいっぱいになってしまいがちです。わめいている様子を見ると、 「そんなに完璧でなくたっていいじゃない!」 「そのくらいの失敗、気にしなくていいって!」 とつい口を出したくなるものですが、 HSCちゃんにとっては、 「気にしなくていい」と言われても 「気になってしまう」ので、 お母さんが、 お子さんのために良かれと思って かけた言葉でさえ、 否定されたようにも感じてしまうことがあります。 頑張っている様子を見ると、 なんとかしてあげたい。助けてあげたい。 という思いから声をかけたくなりますし、 わめいている姿を見ているとイライラも してきますよね。 お母さんは本当に大変だと思いますが、 火に油を注ぐことは言わずに見守っていると、 いずれ自力で鎮火します。 お子さんを信じて乗り切りましょう! そして、お子さんが頑張って完成させたら、 にっこり笑顔で 「最後までよく頑張ったね!すごいよ!」 としっかり褒めてあげればOK^^
つまり、 わめいている言葉や様子には 反応せずにスルーしつつ、静かに見守り、 鎮火した後、にっこり笑顔で褒める! これが鉄則です! 2つ目。HSS(刺激探求型)のケース LINE登録プレゼントの「基礎のキソ」は もうお読みいただけましたか? HSCちゃんの中には、好奇心が強く刺激が 好きなHSS気質を併せ持っている子がいます。 相反するように見えるこの2つを、 どちらも強く持っているHSS型のHSCは なかなか複雑で、 好奇心旺盛なのに敏感で、 自分から飛び出していっては 傷ついて帰ってきます(泣) 「アクセルとブレーキを同時に 踏み続けているような状態」 と表現されることが多いのですが、 これだと本人は相当消耗するだろうなと 想像できますよね。 また、なかなか周りも理解しがたい タイプでもあり、 親もどうしてあげたら良いかが わかりづらいので、育てるのにも 苦労するタイプです。 本人も自分がどうしたいのか・ どういう状態なのかがわからなくて、 それが激しい癇癪となって表れて しまうのです。 そんなHSS型HSCちゃんには、 離れた場所から言い放つのではなく、 言いたいことがあったらまず近くに寄る。 そして手を握って、目が合ってからから、 静かに話す!が鉄則です!
その際に、お母さんが笑顔だと、 より一層伝わりやすくなります! 笑顔のおかげで、子どもの脳が 「お母さんの話すことは 自分にとって良い情報だ」と 認識するのです。 もし、お母さんの方がイライラ しちゃって穏やかに話せない! と思うときは、 とにかく手を握ってみると それだけでもお互いに少し 落ち着くことができますよ。 ぜひ、やってみてくださいね! 次回は、 『「立ち直る力」を付けるなら、「新しい◯◯!」』 ネガティブになりやすいHSCちゃんには、「立ち直る力」を 身につけて欲しいですね。 お楽しみにお待ちください! TOMOKO